本ししゃも

天気予報では今日から真冬並みの寒さになりそうです。

仕事柄マイナス20度の冷凍庫に入る機会が多いのですが、

寒いのは大の苦手です。(/ω\)

しかし寒くなってくると悪ことばかりじゃなく、魚は脂がのってきて美味しくなります。

今日は昨日市場に入荷した新物の本ししゃもを紹介します。

柳葉魚と書いて「ししゃも」と読みます。

アイヌ語で柳=スス、葉=ハムが語源のようです。

スーパーで売られている樺太ししゃも(カペリン)とは違い肌色ぽい色をしています。

本ししゃもとカペリンは同じキュウリ魚科に属するみたいですが、

本ししゃもは川を産卵のために遡上してくるそうです。

小売価格は本ししゃも1尾100円強、カペリン8尾200円程と

本ししゃもはカペリンの4倍にもなります。

味の違いは何と言ってもその風味でしょう。

本シシャモはカペリンと違い、皮がしっかりしていてその焼き目の風味が格段にイイです。

又、メスの卵も小粒で滑らかです。

カペリンは卵のプチプチ感が売りですが、旨みや風味は少ないです。


少々お高いですけと一度本物を食べてみる価値は十分にあります。

生酛系の純米酒をぬる燗して頂きたいですね。(^_^)

酒飲みオヤジの酒の肴ショップ お酒菜倶楽部

大阪市中央卸売市場の干物屋に勤める日本酒好きのオヤジが酒の肴をご紹介します。 日本酒好きが高じて利き酒師の資格も取りました。

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